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2000年生まれのジジイによるゲームとゲームに関するプログラミングや電子工作がメインのブログです。過去記事などはこちら→https://melolololon.hatenablog.com/

ファミコンのRFの映像ノイズの修理実験 その2

続き

melolololongame.hatenablog.com

 

前回のあらすじ

ファミコンのノイズ(網ノイズ)が酷いから直したい。

あえてAV化せずに直したい。

 

現在の画面の状態。この網が動き回って鬱陶しい。

 

目次

 

積層セラミックコンデンサー追加の前に

そもそも、どこが壊れているのか。

それを確認しようと思い、今回使用しているファミコン(映像の乱れが酷い)の部品を取り外していき、別のファミコン(動作するが、回路が腐食しかけている)の部品を釣りつけていきます。

 

映像の不具合なので、原因は、

・PPU(GPUみたいなやつ)

・コンデンサー

だと思いました。

 

そのため、これらを交換していきます。

 

まずは、PPUから交換していきます。

コンデンサーは電解ではないため、寿命とは考えにくい。破損もしていない、そもそも抵抗値が無限だったため、PPUから交換します。

 

 

PPU取り外し

はんだを吸い取って外そうとしたのですが、あまりにもはんだが吸い取れなかったので、ヒートガンで残ったはんだを熱し、てこの原理で持ち上げました。

 

私の手元にあるPPUの下に突っ込める棒が、金属製の精密マイナスドライバーしかなかったため、仕方なく使用したのですが、基板に傷が付いてしまいました。慎重にやらないとダメですね。

とりあえず補修剤を塗り、保護しました。PPUの下の部分なので、PPUをセットすれば修復跡は見えなくなると思います。

 

傷を付けたくない方は、別の方法で外すか、基板に傷を付けにくい道具で行うようにしましょう。

プラスチック製の道具は熱で変形の恐れがあるため、使用しない方がいいと思います。

 

モノタロウにICを外す道具があったため、こちらを購入し、ヒートガンで熱しながら持ち上げるのがいいかもしれません。

www.monotaro.com

 

あまりにも熱しすぎると故障するので、適度に冷ましつつ、時間をかけて外しました。

熱による故障が怖いのであれば、カプトンテープで熱風が当たる部分を最小限にし、低融点はんだで融点を下げるといいかと思います。

 

おまけ話ですが、現在はPPUの互換品(互換マイコン)があるそうです。

高画質なVGA出力が可能になり、スプライトの横最大表示数を4から15に増やすそうです。

気になる方は買ってみてはいかがでしょうか?

www.kadenken.com

 

さて、PPUを交換......。の前に、今後の交換の際に基板への負荷を無くすため、ICソケットを購入し、取り付けました。

PPUを取り付け、電源を入れましたが、改善されませんでした。

 

 

サブ基板が原因?

本来、RF出力回路が存在するサブ基板を疑うべきであるはずです。

それなのに、ここまで後回しにしたのは、既にサブ基板を移植したから思い込んでいたからです。

交換したような記憶があるどころか、交換跡もあったため、一度交換して戻した可能性もありますが、真偽は不明です。

 

何故このことに気が付いたのかというと、はんだクラックを疑い、ビニールテープを貼り、その上から指ではんだを押したところ、映像が乱れたからです。

ついでに、立てているとノイズが減ることも分かりました。

 

そこで、サブ基板が原因と判断し、まずは再はんだ付けをして動作確認をすることにしました。

そしたらなんと、サブ基板部品が壊れました。

映像が出力されず、出力したとしても砂嵐の様になってました。

 

 

原因と思われる部分

部品取り用の本体からサブ基板を移植し、再度動作確認をしてみたところ、映像が綺麗になりました。

 

また、再度サブ基板を触ってみました。

すると、触った瞬間映像が乱れる場所が判明しました。

 

赤いコイルのような部品とコンデンサーがはんだ付けされている部分。

画像の赤い線の内側の部分が、触ってはいけない部分みたいです。

 

コンデンサーはノイズを削減する効果があるので、コンデンサーの劣化が疑われますが、再はんだ付けした程度で映像が映らなくなるほどの影響を及ぼすのか? という疑問があります。

 

コンデンサー以外(赤いコイルなど)が壊れているとしても、このコイルは樹脂でガチガチに固定されており、交換は大変です。

取り外したところで代替品も売られているか分かりませんし、別基板から取り外すくらいなら、今回のようにサブ基板自体を交換した方が圧倒的に楽です。

 

それと、積層セラミックコンデンサーでノイズを逃がせるかと思い、赤線の内側にコンデンサーの端子を接触させたところ、映像が乱れました。

赤線の内側とGNDを繋がず、赤線の内側だけにコンデンサーを接触させて乱れました。

ついでに、RF端子の両端子に積層セラミックコンデンサーを挟んでも映像は改善されませんでした。

 

 

なので、今回は修理困難ということで終了することにしました。

 

おそらくサブ基板を交換すれば直るということでいいと思うのですが、サブ基板を交換した形跡(交換跡、交換記憶、交換したというメモ)が残っていました。

つまり、サブ基板を正常な本体から交換したと思われるのに、サブ基板が原因で不具合を起こしていたので、絶対にサブ基板を交換すれば直るとは言い切れません。

 

サブ基板と別の部分の2ヵ所が不具合を発生させており、今回の交換で偶然別の部分が直り、サブ基板を交換して完治した、という可能性もあるかもしれません。

 

また実験できる環境が整ったら、記録を取りながら試してみたいと思います。